冷えとりしている人たちの中でもよく聞く湿疹。
例にもれず、私もありました。
冷えとりを始めて1カ月くらいしたころだと思うのですが、
すねのあたりが痒くなり、掻いていると汁が出てきました。
実は、その部分は、毎年ブヨに刺されて、ステロイドを塗っていた部分。
そこに一番最初に出てきたことにびっくりしました。
私は、アトピー性皮膚炎で、20代の初め頃ずっと皮膚科に通っていました。
抗生物質とステロイドを飲み続け、塗り続けていました。
ステロイドの怖さを知らなかったんです。
でも、2005年にもう皮膚科には行かない!自分で何とかする!
と思ってからは、極力薬には頼らずに過ごしてきました。
だから、体の中の毒は以前よりは少なくなっているはず。
けれど、ブヨの痒みには耐えられず、また薬に頼りました。
冷えとりして、その部分に湿疹ができて、
「ああ、そうだよな。ここが一番出るところだよな」
と妙に納得できました。
その後は、薬も塗らず、ひたすら靴下を重ね、
半身浴中に痒かったら掻いて・・・というのを繰り返しました。
どんどん範囲が広がって、見た目もひどくなっていきました。
そして、2カ月後くらいでしょうか。
かゆみが止まり、汁が出なくなり、傷になっていたところがキレイな皮膚になりました。
ああ、よかった・・・
心底ほっとしました。
そして、薬を塗らなくても新しい皮膚に生まれ変わることがわかりました。
すごく時間がかかるけれども、まだ私にも自然治癒力がある!と思えました。